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りりこ

同じ立場の同じ悩み

職場も長いこといるとたくさんの同僚とのお別れ増しているので、その中でずっと仕事を続けている、いつの間にか古い付き合いのような、会えばホッとするような職場の同僚がいます。同じ部署で働いていたのは20年くらい前だけど、たまに会う程度でも、お互いの関係性や気持ちも距離感も、若い頃のまま何も変わりません。

以前は同じくらいの年齢の同僚も何人かいたので、休みはみんなで合わせて子供連れでお宅訪問したり、餃子パーティーしたり、楽しいかった思い出がたくさんあります。しかし、その後部署移動などで同じ時間を過ごしこともなくなり、最近たまにあってする話は、仕事の身体的な辛さと、お金がいるから仕事は辞めれない、子供の教育費の恐ろしさです。

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ガッツリ働いている共働きの私達は、お国の奨学金は貸してもらえない仕組みになっていています。しかし共働きだからこそ、子供が家で一人になる時間を少なくする目的もあり、子供は小学生になる前からプールや塾、英語教室などの色々な習い事をして教育費を使ってきました。そして、大学は私学でそれも一人暮らしとかにもなると、教育費というお金の額は恐怖でしかありません。

同じように頑張って働いて同じように子供に必要なお金を使い、生活をしてきた私達のような共働き家庭は、公的な補助を受けられないケースが多く、苦しい経済状況になる家庭が多いのです。お金の恐怖の悩みは人に話しにくく切実です。ちょっと彼女より先輩の私は、教育資金を調達する上でのアドバイスを、(少しでも金利の安い教育ローン)について、自分の体験談(体験中)などの話をすると、「なんかちょっと安心した。」と。

人によって家庭の収入や支出なども違うし、お金の悩みは友達といえども相談しにくいもので、だからこそ、同じように悩んでいるとわかり彼女に私の悩みを話すことで、私もなんだかちょっと安心しました。すぐに悩みの解決にならなくても、人に話したり誰かと共感できると気持ちが整理され、心が軽くなった気がしました。。

彼女も頑張っているから、仕方ないので私ももう少し頑張ります。



-りりこ