大学生で一人暮らしをしている次男の就職先がやっと決定し、そこは現在の住んでいるところよりもっと自宅から離れてしまうため、早速ネットで一人暮らしの賃貸住宅物件を検索しました。
ネット検索するために、まずは職場に通勤しやすい交通手段のある場所の確認。バイクや車通勤ができても雨や雪などの天候によっては通勤困難になったり、バイクや車の故障など、急なトラブルに対応できるように公共交通機関を利用できる場所が必要です。
予算や広さなどの条件ですが、我が次男の条件はこんな感じでした。
最低条件 | 可能ならば |
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場所と息子の条件を考慮しながら、ネットでお部屋探しにて、候補の物件を見つけました。(当事者は大事な試験を控えているため、心に余裕がなく物件探しに行くことが出来ず、LINEでのやり取りのみでしています。)
その物件をクリックするとお問い合わせのページに移動し、必要な電話番号やメールアドレスなどを入力画面になります。その時に「こんな物件もありますよ」みたいな、似たような部屋のおすすめ物件が明示され、それも何個かクリックをしてみました。
すると、あっという間に何件もの不動産会社から電話の嵐が・・・
私は一つの物件に対しても、何件もの不動産屋が関わっていることを全くわかってなかったので、おすすめ物件をクリックしたこともあり、色んな不動産屋の電話対応だけでも大変でした。TVやよく見る広告の大手の不動産会社に問い合わせしたつもりでも、そちらと提携しているようで、探している物件の地域の不動産屋から、電話やメールがくる仕組みみたいです。何も知らない私は大変びっくりしましたが、ネットで検索をすると複数の不動産屋とつながるシステムになっているみたいです。
今は世の中的が大変な時なので、ネットやオンラインで賃貸契約をされる方もいると思いますが、インターネットに長けてない親の私たちは、不動産屋に行くことにしました。
息子が希望する物件の場所は京都で学生の街なことだけあり、駅前には7件くらい不動産屋が隣接しており、それにもびっくりです。電話をもらったところからネットで来店予約をし、物件の相談へ行きました。
自分でチェックしていた物件と近辺のおすすめ物件を何件か印刷して紹介され、その中で3件ほど選び見学に行きました。実際に行ってみると、周辺の環境や道路の道幅が狭く自動車の運転技術が必要だったり、部屋の内装は綺麗でも建物自体が汚れていたり、共有部分が掃除されていない、バルコニーはあっても洗濯ものは干しにくく外から見える可能性あり、雑草や手入れされていない大きな木ががあるため夏は虫が多そうなど、行ってみないと分からない、気付かないことも多くあると思いました。やはり、実際の目で見ることは大切です。
翌日、違う不動産屋へ予約をし同様に物件探しに行きました。前日の不動産屋とは少し離れた場所でした。おすすめの物件も同じ物件も多くありましたが、違う物件も紹介してもらえました。全ての条件を満たす物件は難しく、何を大切にするかも人によって違います。
悩んで候補にしていても、来週にはその物件が他の方が契約する可能性も高く、待ってたらもっと条件のあう物件があるかもしれないけどその保証もないため、早急な決断に迫られました。共益費が他の物件より高いけど清掃が行き届いており、前の道も広い、ベランダからの景色の良い物件にしました。
息子の条件との結果
最低条件 | 可能ならば |
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条件以外で良い所 | 条件以外の我慢ポイント |
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こんな感じで仮契約しました。契約までに審査があって、身分証明書や内定通知書、大学の成績証明書、保証人の源泉徴収書など必要です。
大学生の一人暮らしは大学側の斡旋もありその中での物件探しでそんなに悩みませんでした。しかし、今回は就職をし社会人生活を送るにあたり、条件をすべて満たすことは難しいけど、家でくつろげる環境も大切かと考慮した結果の物件選びとなったように思います。
今でも息子は少しは離れたところで一人暮らしをしていますが、就職先で今よりも離れたところで社会人となると思うと、すでに寂しい私です。