大人になると仕事が思うようにいかなくて、これからの人生をどうしたらいいのかと悩むことないですか。この年で違う仕事に興味はあるけど、今から新しく覚える、勉強なんて無理って思いますよね。30年以上続けたナースをやめて無職となった私は、まさにそんな心理状態で、心が彷徨いながら生活していました。
そんな中ふと立ち寄ったコンビニの本屋で、TVに出ている有名な学者さん3人が書いた本が目に留まりました。学者さんだけどバラエティーの番組にも出ている、斉藤孝さん、中野信子さん、山口真由さんです。TVの中だけですが、知っているという思いから親近感もあり迷わず購入しました。
この3人有名な学者さんが1冊の本の中にまとまっている、凄い贅沢な本でもありお得な本ともいえると思います。賢い人が書いているので本なので、とても分かりやすく読みやすい本でした。そして、これからの人生をどうしたらいいか不安に思っていた気持ちが、「私もまだまだ遅くない、これから勉強しよう。」と素直に思えました。
私に勉強してみようって思わせてくれた、人生を前向きに生きるための道しるべともなる『人生の武器なる「超」勉強力』を長文レビューで紹介します。
人生の再出発を決意してブログを始めた主婦です。
1:人生の武器なる「超」勉強力は、勉強してみようと思えます
★ 本文より:勉強してみよう、と思わせてくれた言葉
- 本を読むことで、その作者の考え方や人生について学ぶことができる
- 大人でも、何歳からでも学ぶことが出来る
- 昨日までの自分ではなく、一歩前に進んだ新しい自分になれる
★言葉のから読み取れるメッセージ
- 「子供のころから勉強は苦手、今から勉強なんて無理!」私もそう思っていました。
しかし、人生は厳しいから思い通りにいかなくて嫌になったり悩んだり、そんな時に本がヒントや答えに導いてくれるアイテムともいえると読み取れます。
実際にこの本を読んだだけで、この年で勉強をするのは無理だと思ってたけど「勉強してみよう、本も読もう」と思えました。本を読んでその著者の考え方や生き方に影響されて、今までと少し違った考え方ができて自分の世界が広げられたら素敵ですよね。 - 私は「人生は何歳からでもやり直せる」とは思っていましたが、勉強は「ちゃんとやっとけば良かった」としか思ったことはありません。しかし、この本では「人は、何歳からでも学ぶことが出来る」と。学ぶことに年齢は関係ないのです。
思ったその時が学びどきとも書かれており、「勉強してみよう」と思う気持ちが大切なのです。
人生経験や知識もある大人になってからの方が効率よく学べるとのこと。なので「何歳からでも学ぶことが出来る」ですね。 - 自分もそうですが、人はなかなか変われないし変わらないと思っていました。しかしそうではなくて、本を読んだり勉強して学んでいけば知識や思考力が身に着いて視野が広がる「自分磨き」となり、新しい自分になれるのですです。
自分を変えることではなく、自分をより良く進化していけたら素敵です。
2:勉強することの意味がわかる
★本文より:人生に勉強が必要なことがわかる言葉
- 学び続ける事が不安を消して人生の武器になる
- なにか新しく勉強することは、必ずみなさんの人生を豊かにし、「新しい自分」を発見することにつながる。
- 努力と勉強が本来持つ力とは、まさに不安や恐怖を乗り越えて、「前を向く力」与えてくれる
★言葉のから読み取れるメッセージ
- 自分の知っていることは自信あるし、不安になることはあまりない。私でいうとナース歴30年もあるので、病院や病気のことに対しては医療従事者ではない周りの人に何を言われても、自分で判断できる自信もあります。
しかしそれ以外のことは自分で決めるのは、分からないから自信もないため不安で決められない。だから色んな本を読むことで知識や考え方を学ぶことが必要になってくるのですね。
人の意見や物事を自分で考えて判断していく力をつけること、様々な考え方や知識を本から学んでいくのが必要なのだと。
それが「人生の武器」になるのです。自分で考えて判断できなかったら、人の意見や判断でするという事であり、それが上手くいかなかったら後悔しかありません。自分の意見を持って物事を判断するための武器はたくさん持ちたいですね。 - 子供が絵本を読んでわくわくするのと同様に、大人も本を読むことでその本の作者の考え方やメッセージを知ることで、今までと違った感情が生まれたり自分の視野が広がったように思えるものではないでしょうか。
新しい自分を発見する旅が本を読んだり勉強することであり、学ぶことにより今の自分を超えて「新しい自分」を発見していけたら素敵ですね。 - 大人になると仕事や家事、育児など忙しいこともあり、勉強をしなくなっているから将来に不安や恐怖を感じてしまうのではないでしょうか。自分が何に不安や恐怖となっているかを見つめなおして、その原因を解決すべく勉強をしていく事が大切なのです。
勉強することで不安や恐怖を乗り越えられて、1歩前に進んだ自分の進歩を感じる。それが新しい自分になれる「前を向く力」となるのです
3:3人とも勉強法が違うため、自分に合ったやり方を見つけられる
★本文より:勉強の方法についての言葉
- 自分ごと化してストーリーにして覚えると記憶が長持ちする。
➡歴史の教科書の人物を自分に置き換えたり家族や友達に置き換えて読めてたら、分かりやすく楽しく読めそうですね。
もっと早く学生の頃にこの方法を知りたかったと思いました。ストーリー化することで記憶に残りやすくする方法です。 - 勉強する前に「地図」を作る
➡試験を受けるなら試験全体の範囲のテキストをすべて読んでおく。そうすることで勉強のスケジュールも立てたやすい。また、学ぶべき全容をおおまかに把握して勉強すること、勉強の地図となり、方向や位置が分かり頭の中で迷子にならずに勉強を進める方法です。 - 本を読むなら7回読みの方法
➡難しい本を理解しようとする前にまず「知り合い」になる。一冊の本を7回も通読するとその本と「知り合い」にもなり、記憶の定着度がかなり高まる。そして、ひたすら繰り返し勉強本を読むと急に理解出来る瞬間が訪れる。
勉強が出来ない人はいなくて、何度も反復して学ぶことの大切さが分かります。
4:勉強しないデメリット
- 持って生まれた素質だけで勝負することになる
➡どんなにすごい身体能力を持って生まれてきても努力しないと一流選手にはなれないように、何も特技も頭脳も持ち合わせてない私がこのまま何もせずに人生の勝負をして勝てるわけがない。その言葉だけでも勉強の必要性が分かります。 - 勉強すると「見晴らし」がよくなり適切な行動がとれる
➡勉強にて様々な見方や考え方が身につくと視野も広がり他人の意見を聞く耳を持てるようになる。しかし、勉強をしていないことで自分の意見や考え方が一番正しいと思い、他の意見を受け入れられなくなり正しい判断ができなくなるのです。 - 多くの場合、その対象について知らないから怖くなる。知らないままでいるからいつまでも怖いのです
➡「普段からら小さな疑問を放っておかないこと。わからない言葉を目にしたり気になる話題があったりしたら、すぐさま自分で調べましょう。」と。知らなかったことを知ると未知に対する不安は消えていきます。
しかし、ものごとやその対象について知らないままでいるという事はずっと不安のまま過ごすという事になるのです。
5:どの年代の人が読んでも参考になる
・学生さんなら、本の中の共感する勉強方法を試すことが出来ます
・子供を持つ親なら、子育の勉強にアドバイスが出来そうです
・人生や仕事に疲れた私のような大人でも、いくつになっても学ぶことはできると、「まだまだ遅くない」と思えます
・3人の学者のそれぞれの考え方や方法なので、自分にできそうな、自分に合ったやり方を見つけることが出来ます
私のようにこれからの人生に不安を持っていたり、自分の今の状況を変えたいけど一歩が踏み出せない方などにオススメです
きっと勉強してみようっていう気持ちになると思います