りりこ

私のゆる〜い子育て論:小学生

幼稚園や保育園を卒業して小学生になると、生活スタイルが変わるので、子供はもちろんですが親にとっても色々と大変です。

宿題や次の日の時間割など、いきなり自分でしないといけないことが毎日できます。普通に良い子は出来るかもしれませんが、子供によってこの学校の準備など自分でするということは、かなり高いハードルとなってます。

職場の後輩が、「児童館に行っても宿題をしてない、九九ができない、時間割の用意ができるようにしてるのに、なかなか自分でしない」などと子供が出来てないことを話します。私は「時間割ぐらいしてあげたら〜」と言うと、「なんで私がやらなあかんの」と。普通に親としての意見だと思います。

後輩の子供は女の子で、2〜3回か会ったことありますが、絵を描いたりするのが好きな女の子です。お勉強はあまり好きでないのかもしれません。後輩もすごく怒ってないと思いますが、その子にとっては出来ないことを言われてばかりでは、家で居心地が良くない時間が多くなっているのではないかと思います。

小学生の低学年くらいならと、勉強は親が自分でと思う人も多いと思います。それで上手くいく場合もありますが、一般的に(私1人調べ)最初は優しく勉強を見てても、子供が出来なかったりすると、親の言葉のトーンがキツくなります。

親が教えてても九九が出来ないなら、お勉強をお教えるプロがいる塾に行けば良いのです。塾もたくさんあり色んな先生がいるので、その子に合わなかったら違う塾に行けば良いのです。時間割の準備も親がお小言言うくらいなら、準備をしてあげたら良いのです。

ちなみに我が息子2人とも、親は日々仕事で帰りが遅いので、優しいおじいちゃん&おばちゃんの家で、ジュースとおやつをたんまり貰い、ゲームなど楽しく遊ぶ事しかしないので、家から近いところにあった学習塾に、長男は小学1年生から次男は小学生になる前から行きました。そこはちょっとした進学塾だったので、高学年になると自由人の次男には合わず、親の私が塾の先生に怒られました。こんなに長いことお金払ってるのにと、どうして私が怒られるのかと、私の怒りに次男は喜んでその塾をやめました。そして、こじんまりした塾に変わり、楽しく行くようになりました。長男は少し真面目な性格もあり、お友達もいるので中学生までそこの塾に行きました。

我が子2人とも、小学3年生くらいまで時間割など学校の準備を自分で殆どしていません。子供のことが気になって仕方のない父親が準備していました。親が気になり子供に怒るなら親がした方が早いし、大きくなると自分のものを親に触られたいなども出てくるので、親が手伝えるのも小さいうちだけです。

大人も同じかと思いますが、遠足の準備は言われなくてもするように、楽しいことは自分でします。苦手なことはやりたくないものです。なので、手伝ってもらったりやってもらったり、優しくしてもらったことで嬉しい気持ちにもなり、優しくしてもらった経験が多いほど、人に優しい大人になるように思います。

我が子は、たくさんの習い事に行き、小学生になる前から塾に行かせたので、どんな賢い子供になるかと夢を見ましたが、成績も良くなく特技もありません。けれども、おじいちゃん&おばあちゃんや習い事の先生達などに出会い、関わった人たちが優しく接してくれたことで、人に優しい大人に成長しているように思います。(親にはあまり優しくありませんが…)

小学生になると幼稚園や保育園と違い、色んなハードルがあり、それも初めてたったり慣れてないことばかりです。それを乗り越えるためのお手伝いを周りの大人がする事で、不安や心配事がなくなり心が安定して、自分がしてもらって嬉しいことの経験が、他人に対しても優しくなれるのではと思ってます。

我が子は男の子なので、小学生も4年生くらいになると、母親である私が怒てもニヤニヤ笑うくらいで少しも効果はありませんでした。そこからあまり怒ることはなくなりました。しかし、怒ってこちらの意見を聞いてもらおうと思っても、相手も素直に聞けなくなるし、怒るよりも褒めて伸ばす(私は褒めてはないですが)、そうすることが良い子になる近道だと思ってます。

-りりこ